ここでは64と84の最小公倍数の求め方について解説します。
最初に答えを言うと、64と84の最小公倍数は1344です。
どうやって最小公倍数である1344を求めるのか。
その方法を説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
64と84の最小公倍数
64と84の最小公倍数は1344である
64と84の倍数、最小公倍数を図にすると下記のようになります。
では、具体的に最小公倍数を計算するステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1344を算出するためには、3つの手順を実施していく必要があります。
- Step164の倍数を求める
ステップ1として64の倍数を導出します。
64の倍数:64, 128, 192, 256, 320
- ステップ284の倍数を求める
ステップ2として84の倍数を算出します。
84の倍数:84, 168, 252, 336, 420
- Step364と84の倍数で同じ数字が出るまで計算する
64の倍数:64, 128, 192, 256, 320, 384, 448, 512, 576, 640, 704, 768, 832, 896, 960, 1024, 1088, 1152, 1216, 1280, 1344
84の倍数:84, 168, 252, 336, 420, 504, 588, 672, 756, 840, 924, 1008, 1092, 1176, 1260, 1344
共通の倍数として、初めて1344が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、64と84の最小公倍数は1344となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
少ない計算で最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、64と84で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつも簡単に発見できるわけではありません。
そんなときに試していただきたい、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=64\times 84\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
64と84の最大公約数は4です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=64\times 84\div 4=1344 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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