今回は66と70の最小公倍数を求めるやり方を説明していきます。
最初に結論をお伝えすると、66と70の最小公倍数は2310です。
どうやって最小公倍数である2310を求めるのか。
その方法を説明します!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
66と70の最小公倍数
66と70の最小公倍数は2310である
66と70の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出す手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である2310を求めるためには、3つの手順をしなければなりません。
- Step166の倍数を求める
最初の手順として66の倍数を導き出します。
66の倍数:66, 132, 198, 264, 330
- STEP270の倍数を求める
次に70の倍数を導き出します。
70の倍数:70, 140, 210, 280, 350
- 手順366と70の倍数で同じ数字が出るまで計算する
66の倍数:66, 132, 198, 264, 330, 396, 462, 528, 594, 660, 726, 792, 858, 924, 990, 1056, 1122, 1188, 1254, 1320, 1386, 1452, 1518, 1584, 1650, 1716, 1782, 1848, 1914, 1980, 2046, 2112, 2178, 2244, 2310
70の倍数:70, 140, 210, 280, 350, 420, 490, 560, 630, 700, 770, 840, 910, 980, 1050, 1120, 1190, 1260, 1330, 1400, 1470, 1540, 1610, 1680, 1750, 1820, 1890, 1960, 2030, 2100, 2170, 2240, 2310
共通の倍数として、初めて2310が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、66と70の最小公倍数は2310となります
以上のように、最小公倍数を求められます。
少ない計算で最小公倍数を求める方法
最小公倍数を求めるときには、66と70で同じ倍数を発見できるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに使える、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=66\times 70\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
66と70の最大公約数は2です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=66\times 70\div 2=2310 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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