ここでは82と86の最小公倍数の求め方を説明します。
最初に答えを言うと、82と86の最小公倍数は3526です。
ではどうやって最小公倍数である3526を求めるのか。
その計算過程を解説していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
82と86の最小公倍数
82と86の最小公倍数は3526である
82と86の倍数、最小公倍数をまとめると下記の図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出すステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である3526を計算するためには、3つの手順をしなければなりません。
- 手順182の倍数を求める
ステップ1として82の倍数を導き出します。
82の倍数:82, 164, 246, 328, 410
- 手順286の倍数を求める
次に86の倍数を算出します。
86の倍数:86, 172, 258, 344, 430
- ステップ382と86の倍数で同じ数字が出るまで計算する
82の倍数:82, 164, 246, 328, 410, 492, 574, 656, 738, 820, 902, 984, 1066, 1148, 1230, 1312, 1394, 1476, 1558, 1640, 1722, 1804, 1886, 1968, 2050, 2132, 2214, 2296, 2378, 2460, 2542, 2624, 2706, 2788, 2870, 2952, 3034, 3116, 3198, 3280, 3362, 3444, 3526
86の倍数:86, 172, 258, 344, 430, 516, 602, 688, 774, 860, 946, 1032, 1118, 1204, 1290, 1376, 1462, 1548, 1634, 1720, 1806, 1892, 1978, 2064, 2150, 2236, 2322, 2408, 2494, 2580, 2666, 2752, 2838, 2924, 3010, 3096, 3182, 3268, 3354, 3440, 3526
共通の倍数として、初めて3526が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、82と86の最小公倍数は3526となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
少ない計算で最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、82と86で同じ倍数を発見できるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数の簡単な求め方を説明していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=82\times 86\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
82と86の最大公約数は2です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=82\times 86\div 2=3526 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
\ おすすめの参考書! /
最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
最小公倍数求め方最小公倍数クイズ!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
コメント