本記事では84と86の最小公倍数の求め方について解説します。
最初に結論をお伝えすると、84と86の最小公倍数は3612です。
ではどうやって最小公倍数である3612を求めるのか。
その方法を紹介していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
84と86の最小公倍数
84と86の最小公倍数は3612である
84と86の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を算出するStepを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である3612を導き出すためには、3つのStepが必要です。
- STEP184の倍数を求める
最初の手順として84の倍数を求めます。
84の倍数:84, 168, 252, 336, 420
- STEP286の倍数を求める
次に86の倍数を計算します。
86の倍数:86, 172, 258, 344, 430
- ステップ384と86の倍数で同じ数字が出るまで計算する
84の倍数:84, 168, 252, 336, 420, 504, 588, 672, 756, 840, 924, 1008, 1092, 1176, 1260, 1344, 1428, 1512, 1596, 1680, 1764, 1848, 1932, 2016, 2100, 2184, 2268, 2352, 2436, 2520, 2604, 2688, 2772, 2856, 2940, 3024, 3108, 3192, 3276, 3360, 3444, 3528, 3612
86の倍数:86, 172, 258, 344, 430, 516, 602, 688, 774, 860, 946, 1032, 1118, 1204, 1290, 1376, 1462, 1548, 1634, 1720, 1806, 1892, 1978, 2064, 2150, 2236, 2322, 2408, 2494, 2580, 2666, 2752, 2838, 2924, 3010, 3096, 3182, 3268, 3354, 3440, 3526, 3612
共通の倍数として、初めて3612が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、84と86の最小公倍数は3612となります
以上のように、最小公倍数を求められます。
少ない計算で最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、84と86で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつも簡単に発見できるわけではありません。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数の簡単な求め方を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=84\times 86\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
84と86の最大公約数は2です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=84\times 86\div 2=3612 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
\ おすすめの参考書! /
最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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