本解説では84と88の最小公倍数の求め方について解説します。
答えを先に言ってしまうと、84と88の最小公倍数は1848です。
どうやって最小公倍数である1848を求めるのか。
最大公約数を求める具体的なやり方を紹介していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
84と88の最小公倍数
84と88の最小公倍数は1848である
84と88の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を算出するSTEPを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1848を導き出すためには、3つのステップを実施していく必要があります。
- Step184の倍数を求める
まずは84の倍数を求めます。
84の倍数:84, 168, 252, 336, 420
- ステップ288の倍数を求める
ステップ2として88の倍数を算出します。
88の倍数:88, 176, 264, 352, 440
- STEP384と88の倍数で同じ数字が出るまで計算する
84の倍数:84, 168, 252, 336, 420, 504, 588, 672, 756, 840, 924, 1008, 1092, 1176, 1260, 1344, 1428, 1512, 1596, 1680, 1764, 1848
88の倍数:88, 176, 264, 352, 440, 528, 616, 704, 792, 880, 968, 1056, 1144, 1232, 1320, 1408, 1496, 1584, 1672, 1760, 1848
共通の倍数として、初めて1848が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、84と88の最小公倍数は1848となります
以上のように、最小公倍数を求められます。
少ない計算で最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を求めるときには、84と88で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに試していただきたい、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=84\times 88\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
84と88の最大公約数は4です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=84\times 88\div 4=1848 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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