この記事では84と90の最小公倍数の求め方について解説します。
最初に答えを言うと、84と90の最小公倍数は1260です。
どのようにして最小公倍数である1260を求めるのか。
その方法を説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
84と90の最小公倍数
84と90の最小公倍数は1260である
84と90の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を算出するステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1260を算出するためには、3つのSTEPが必要です。
- STEP184の倍数を求める
最初に84の倍数を算出します。
84の倍数:84, 168, 252, 336, 420
- STEP290の倍数を求める
ステップ2として90の倍数を計算します。
90の倍数:90, 180, 270, 360, 450
- Step384と90の倍数で同じ数字が出るまで計算する
84の倍数:84, 168, 252, 336, 420, 504, 588, 672, 756, 840, 924, 1008, 1092, 1176, 1260
90の倍数:90, 180, 270, 360, 450, 540, 630, 720, 810, 900, 990, 1080, 1170, 1260
共通の倍数として、初めて1260が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、84と90の最小公倍数は1260となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
簡単に最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を求めるためには、84と90で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつも簡単に発見できるわけではありません。
そんなときに使える、最小公倍数を簡単に求める方法を説明していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=84\times 90\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
84と90の最大公約数は6です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=84\times 90\div 6=1260 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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