本解説では84と91の最小公倍数の求め方を説明します。
答えを先に言ってしまうと、84と91の最小公倍数は1092です。
ではどうやって最小公倍数である1092を求めるのか。
そのやり方について説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
84と91の最小公倍数
84と91の最小公倍数は1092である
84と91の倍数、最小公倍数を図にすると下記のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出すSTEPを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1092を求めるためには、3つのSTEPが必要です。
- Step184の倍数を求める
手順1として84の倍数を求めます。
84の倍数:84, 168, 252, 336, 420
- STEP291の倍数を求める
次に91の倍数を算出します。
91の倍数:91, 182, 273, 364, 455
- ステップ384と91の倍数で同じ数字が出るまで計算する
84の倍数:84, 168, 252, 336, 420, 504, 588, 672, 756, 840, 924, 1008, 1092
91の倍数:91, 182, 273, 364, 455, 546, 637, 728, 819, 910, 1001, 1092
共通の倍数として、初めて1092が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、84と91の最小公倍数は1092となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
少ない計算で最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を求めるためには、84と91で同じ倍数が見つかるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつも簡単に発見できるわけではありません。
そんなときに使える、最小公倍数を簡単に求める方法を紹介していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=84\times 91\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
84と91の最大公約数は7です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=84\times 91\div 7=1092 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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