この記事では86と88の最小公倍数を求める計算について紹介します。
最初に答えを言うと、86と88の最小公倍数は3784です。
ではどうやって最小公倍数である3784を求めるのか。
その方法を解説していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
86と88の最小公倍数
86と88の最小公倍数は3784である
86と88の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を計算するステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である3784を算出するためには、3つのSTEPが必要です。
- Step186の倍数を求める
手順1として86の倍数を求めます。
86の倍数:86, 172, 258, 344, 430
- Step288の倍数を求める
手順2として88の倍数を求めます。
88の倍数:88, 176, 264, 352, 440
- Step386と88の倍数で同じ数字が出るまで計算する
86の倍数:86, 172, 258, 344, 430, 516, 602, 688, 774, 860, 946, 1032, 1118, 1204, 1290, 1376, 1462, 1548, 1634, 1720, 1806, 1892, 1978, 2064, 2150, 2236, 2322, 2408, 2494, 2580, 2666, 2752, 2838, 2924, 3010, 3096, 3182, 3268, 3354, 3440, 3526, 3612, 3698, 3784
88の倍数:88, 176, 264, 352, 440, 528, 616, 704, 792, 880, 968, 1056, 1144, 1232, 1320, 1408, 1496, 1584, 1672, 1760, 1848, 1936, 2024, 2112, 2200, 2288, 2376, 2464, 2552, 2640, 2728, 2816, 2904, 2992, 3080, 3168, 3256, 3344, 3432, 3520, 3608, 3696, 3784
共通の倍数として、初めて3784が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、86と88の最小公倍数は3784となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
少ない計算で最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、86と88で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数を簡単に求める方法を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=86\times 88\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
86と88の最大公約数は2です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=86\times 88\div 2=3784 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
\ おすすめの参考書! /
最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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