本解説では90と92の最小公倍数を求めるための方法を解説します。
先に結論を書くと、90と92の最小公倍数は4140です。
ではどうやって最小公倍数である4140を求めるのか。
最大公約数を求める具体的なやり方を紹介していきます!
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96と64の最小公倍数は?
90と92の最小公倍数
90と92の最小公倍数は4140である
90と92の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を求めるステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である4140を算出するためには、3つのステップを実施していく必要があります。
- STEP190の倍数を求める
最初に90の倍数を計算します。
90の倍数:90, 180, 270, 360, 450
- Step292の倍数を求める
2番目の手順として92の倍数を求めます。
92の倍数:92, 184, 276, 368, 460
- Step390と92の倍数で同じ数字が出るまで計算する
90の倍数:90, 180, 270, 360, 450, 540, 630, 720, 810, 900, 990, 1080, 1170, 1260, 1350, 1440, 1530, 1620, 1710, 1800, 1890, 1980, 2070, 2160, 2250, 2340, 2430, 2520, 2610, 2700, 2790, 2880, 2970, 3060, 3150, 3240, 3330, 3420, 3510, 3600, 3690, 3780, 3870, 3960, 4050, 4140
92の倍数:92, 184, 276, 368, 460, 552, 644, 736, 828, 920, 1012, 1104, 1196, 1288, 1380, 1472, 1564, 1656, 1748, 1840, 1932, 2024, 2116, 2208, 2300, 2392, 2484, 2576, 2668, 2760, 2852, 2944, 3036, 3128, 3220, 3312, 3404, 3496, 3588, 3680, 3772, 3864, 3956, 4048, 4140
共通の倍数として、初めて4140が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、90と92の最小公倍数は4140となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
少ない計算で最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、90と92で同じ倍数が見つかるまで、倍数を確認していく必要があります。
毎回簡単に見つかる保証はありません。
そんなときに試していただきたい、最小公倍数を簡単に求める方法を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=90\times 92\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
90と92の最大公約数は2です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=90\times 92\div 2=4140 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
\ おすすめの参考書! /
最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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