本解説では90と95の最小公倍数の求め方について解説します。
最初に答えを言うと、90と95の最小公倍数は1710です。
どのような計算で最小公倍数である1710を求めるのか。
その計算過程を説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
90と95の最小公倍数
90と95の最小公倍数は1710である
90と95の倍数、最小公倍数を図にすると下記のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出す手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1710を求めるためには、3つのStepが必要です。
- ステップ190の倍数を求める
ステップ1として90の倍数を計算します。
90の倍数:90, 180, 270, 360, 450
- STEP295の倍数を求める
次に95の倍数を求めます。
95の倍数:95, 190, 285, 380, 475
- 手順390と95の倍数で同じ数字が出るまで計算する
90の倍数:90, 180, 270, 360, 450, 540, 630, 720, 810, 900, 990, 1080, 1170, 1260, 1350, 1440, 1530, 1620, 1710
95の倍数:95, 190, 285, 380, 475, 570, 665, 760, 855, 950, 1045, 1140, 1235, 1330, 1425, 1520, 1615, 1710
共通の倍数として、初めて1710が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、90と95の最小公倍数は1710となります
以上のように、最小公倍数を計算できるのです。
簡単に最小公倍数を求める方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、90と95で同じ倍数が見つかるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに使える、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=90\times 95\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
90と95の最大公約数は5です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=90\times 95\div 5=1710 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
最小公倍数求め方最小公倍数クイズ!
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