今回のテーマは整数と小数です!
整数と小数の関係は、小数の計算に使う根本の知識になります。ここを理解していれば、小数の計算は怖くないですよ!
目次
整数と小数の関係
整数と小数は
- \(10\)倍すると小数点が右に1つ動く
- $\displaystyle \frac{1}{10}$倍すると小数点が左に1つ動く
というルールがあります。

例えば\(352.765\)の場合、
- \(10\)倍すると\(3527.65\)
- \(100\)倍すると\(35276.5\)
- $\displaystyle \frac{1}{10}$倍すると\(35.2765\)
- $\displaystyle \frac{1}{100}$倍すると\(3.52765\)
となります。
小数のかけ算では、最初にかける数とかけられる数の小数を\(10\)倍や\(100\)倍して整数にします。
そのあと整数のかけ算をして、最後に\(\displaystyle \frac{1}{10}\)、\(\displaystyle \frac{1}{100}\)して、調整する計算をします。
今回の解説の小数点が動くことを理解していないと、意味がわからなくなってしまいますよ!
小数のかけ算についてはこちらの記事をご覧ください。
整数と小数|となりの位との関係
整数と小数では数字の書かれた位置(小数点の位置)で位が決まり、となりの位との間には\(10\)倍や\(\displaystyle \frac{1}{10}\)倍の関係があります。

\(10\)倍や\(\displaystyle \frac{1}{10}\)倍は小数点を動かします。
しかし、もっと正確に言えば、位を変える計算になります。

トムソン
まずは小数点が動いている!の理解でも大丈夫です。余裕があれば、位が変わってるんだよと教えてあげましょう!
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