今回のテーマは『平面図形の記号と意味』です。
解説する内容はこちら!
平面図計では、様々な記号が登場します。「これとこれが平行だよ!」「これとこれが垂直だよ」という意味を持つ記号です。
これらの記号の意味を知らずに図形を学ぶのは、単語が分からずに英語を話すようなものです。記号や用語の意味が理解できるように、図を使った解説をしています!図形が苦手なら、ぜひ最後まで読んでみてください!
平行の意味と記号
平行とは、「どこまでいっても交わらない直線」です。
直線ABと直線CDが平行なとき、\(AB /\!/ CD\)と表すことができます。

図にある通り、平行な2直線には\(>\)の記号を付けて「これとこれが平行だよ!」と表しています。
垂直の意味と記号
垂直とは、「2本の直線が90°で交わること」です。
直線ABと直線CDが垂直なとき、\(AB\perp CD\)と表すことができます。
また、ある直線に垂直な直線を垂線と言います。
下の図だと、「直線CDは直線ABの垂線である」と言えます。逆に「直線ABは直線CDの垂線である」とも言えます。
どちらを基準にするかで、表現が変わるんですね!

角の表し方
三角形を例にすると、線分ABと線分BCによってできる角を\(\angle ABC\)と表すことができます。
単に\(\angle B\)とも書けますが、内側なのか外側なのかわからないので\(\angle ABC\)の方が一般的です。
\(\angel CBA\)も同じ意味なので、\(\angle ABC\)のどちらを使ってもOKです。

また、\(\angle ABC\)と同じ大きさの\(\angle DEF\)があった時、下記のように表すことができます。
$$\angle ABC=\angle DEF$$
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点と直線の距離
点と直線の距離とは、「ある点からある直線に垂線を引いたとき、垂線の長さを点と直線の距離」とい言います。
例えば下の図だと、点Pから直線ℓに垂線を引いて、垂線と直線ℓの交点をAとしています。
このときの線分PAの長さを点Pと直線ℓの距離と言います。


中1数学の平面図形について、全て解説した記事も作成しています。
ぜひ読んでみてください!


今回は以上です!
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