今回のテーマは『平面図形の図形の移動3種類』です。
解説する内容はこちら!
平面図形の図形の移動について解説します。図形の形はそのままに場所を変えるのが移動です。
しかし、移動のイメージを掴みにくい、何かイメージできるいい方法はありませんか?と質問されることが多いです。
そこでこの記事では、移動のイメージがわかる図をセットで解説しました!ぜひ最後まで読んで、移動ってそういうことか!と理解してもらえると嬉しいです。
図形の移動3種類
図形の移動とは、「図形をそのままの形で移動すること」です。
形は変えずに場所だけ変えるイメージですね。
図形を移動する方法は3つあります。
平行に移動する『平行移動』、直線を基準に対称に移動する『対称移動』、回転しながら移動する『回転移動』です。
1つずつ解説していきます。
平行移動
平行移動とは、「図形を平面上で一定の方向に一定の距離だけ動かすこと」です。
移動前と移動後の対応する2点を結んだ線分が、それぞれ平行で長さが等しくなるという特徴があります。
対称移動
対称移動とは、「1つの直線を折り目として図形を平面上で移動すること」です。
線対称移動と呼んだりもします。
折り目にした直線を『対称の軸』と言い、対称の軸は図形の移動前と移動後の対応する2点を結んだ線分の垂直二等分線になる特徴があります。
垂直二等分線とは、「ある線分を垂直に2等分する直線のこと」です。
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回転移動
回転移動とは、「ある点を中心として、図形をある角度だけ回転させること」です。
中心とした点のことを『回転の中心』といいます。
移動前と移動後の対応する点と回転の中心を結ぶと、2本の線分の長さが等しくなります。
回転の中心を中心に円を書いたように動くからです。
また対応する2点と回転の中心からなる角はすべて等しくなります。(図参照)
回転の角度が\(180°\)のとき、その移動を点対称移動と呼びます。覚えておいて損はないですよ!
図形の記号から移動、作図に円とおうぎ形の公式の解説までした、詰め合わせ記事も作成しています!
よかったら読んでみてください!平面記事が1記事で理解でき、点数アップ間違いなしですよ。
今回は以上です!
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