最初に結論を言うと、1は素数ではありません。
素数とは、正の整数の中で1とその数自身のみを約数を持つ数のことです。
つまり、約数を2つだけ持つ正の整数を素数と言います。
このことを頭に入れて、なぜ1が素数ではないか考えてみましょう。
目次
1が素数ではない理由
例えば2の約数は1と2なので、1とその数自身のみを約数として持っているため、2は素数です。
5なら約数は1と5、7なら約数は1と7なので、5も7も素数です。
一方で12の約数は1,2,3,4,6,12なので、「1とその数自身のみを約数として持つ」の条件から外れます。
2や3といった余分な約数を持っているからですね。
そのため、12は素数ではありません。
では、1はどうでしょうか?
1の約数は1のみです。
つまり、「1とその数自身のみを約数として持つ」の条件から外れます。
素数には、1とその数自身の2つの約数が必要だからです。
以上より、1は素数ではありません。
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