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三角関数表のタンジェントの表におけるtan359°の導出

このページでは、tan 359° = -0.017456…を計算する仕方について共有します。

θ 30° 45° 60° 90°
y 0 \(\displaystyle \frac{1}{\sqrt{3}}\) 1 \(\sqrt{3}\)

この表のように$0°,\ 30°,\ 45°,\ 60°,\ 90°$は直角三角形から数値が求まります。
しかし、中途半端なθ=1°だと求めるのが困難です。

そこで、tan 359° = -0.017456…となる計算について説明します。

目次

tan 359°を10桁書いてみる

唐突ではありますが、tan 359°を10桁表してみましょう!$$\tan 359° = -0.017455065\cdots$$となります。
タンジェントの表に記載されたこの値を求めていきましょう。

tan 359° = -0.017456…を明らかにする

tan 359° = -0.017456…を求めるためにマクローリン展開を活用します。

\begin{eqnarray}
\sin x &=&x-\displaystyle \frac{x^3}{3!}+\displaystyle \frac{x^5}{5!}-\displaystyle \frac{x^7}{7!}\cdots\\
\cos x &=& 1-\displaystyle \frac{x^2}{2!}+\displaystyle \frac{x^4}{4!}-\displaystyle \frac{x^6}{6!}\cdots\\
\end{eqnarray}

$x$に弧度法の角度を代入するとサインとコサインを求められらます。

$$x = \displaystyle \frac{\pi}{180}\times 359°=6.265732…$$ $$\sin 359° = -0.017453…$$
$$\cos 359° = 0.999847…$$

そして、$\tan 359° = \displaystyle \frac{\sin 359°}{\cos 359°}$からtanを算出できます。

$$\tan 359° = -0.017456…$$

120秒の復習動画|tan 359°

このページで明らかにした内容を120秒で振り返ることができる動画を準備しました。よかったら、参考にしてください!

(誠意作成中)

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