それでは、sin 305° = -0.819153…を求める手法について解説していきます。
三角関数表の中のサイン(sin)の表に光を当てて、値の計算の仕方を明らかにしていきます。
サインの表とはこのような表のことです。
| 角度 | 値 | 角度 | 値 |
|---|---|---|---|
| sin1° | 0.017452 | sin2° | 0.034899 |
| sin3° | 0.052335 | sin4° | 0.069756 |
| ・・・ | ・・・ | ||
| sin30° | $\displaystyle \frac{1}{2}$ | sin45° | $\displaystyle \frac{1}{\sqrt{2}}$ |
| sin60° | $\displaystyle \frac{\sqrt{3}}{2}$ | sin90° | 1 |
数学の解説などの最後にある三角関数表(サイン表)ですが、どうやって求めたのでしょうか。
このページでは、sin305°の計算の仕方解説です。
$$\sin 305°=-0.819153…$$
sin 305° を10桁調べる
最初に、sin 305°を10桁書いてみましょう!$$\sin 305° = -0.8191520443 \cdots$$となります。
サインの表に記載されたこの値を求めていきましょう。
sin305°の値を明らかにする
三角関数表を確認せずにsin305°の値を解くやり方は大きく3つあります。
1のやり方は、定規を使うため正確な値を算出できず、求まる値は近似値になります。
2の手法だと、計算が大変になり、虚数まで出てくるためおすすめできません。
そこで今回は3つ目のマクローリン展開を使う手法を説明します。
マクローリン展開でsin305°を求める
マクローリン展開によって、下記の式で\(\sin x\)を明らかにすることができます。
$$\sin x = x-\displaystyle \frac{x^3}{3!}+\displaystyle \frac{x^5}{5!}-\displaystyle \frac{x^7}{7!}\cdots\\$$
簡単に言うと、\(\sin x\)の\(x\)から\(\sin x\)の値を計算することができるのです。
マクローリン展開を聞いたことがなくても、式だけ分かれば大丈夫ですよ。
xには弧度法を使う
ただし注意点として\(x\)には弧度法を使う必要があります。
弧度法の角度は下記の式で求めることができます。
$$弧度法=\displaystyle \frac{\pi}{180}\times 305°$$
この式を計算すると、
$弧度法=5.323254…$となります。
この値をマクローリン展開の\(x\)に代入すると、\(\sin 305°\)を求められます。
$$\sin 305° = -0.819153…$$

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