小4で習う分数の足し算について解説します。
今回は4年生で習う、分母が同じ場合の分数の足し算を解説します。
なぜ分子を足すだけで分数の足し算ができるのかも説明していますよ。
※参考記事
分母が同じ分数の足し算
まずは分母が同じ分数の足し算です。
分母が同じ足し算は、分母はそのままで分子を足せばOKです。
実際に問題を解いてみましょう。
例題
\(\displaystyle \frac{1}{4}+\displaystyle \frac{2}{4}=\)
分母が同じ足し算は、分母の数字はそのままにして、分子だけを足し算すれば答えになります。
この例題の場合だと、1+2=3なので、答えは$\displaystyle \frac{3}{4}$となります。
分子を足すだけで良い理由
初めて分数を習うと、「なんで分子だけ足したら良いの?」と疑問に思うかもしれません。
その疑問を解消するために、分母はそのままで分子だけ足す理由を説明します。
さっき解いた例題の場合、\(\displaystyle \frac{1}{4}+\displaystyle \frac{2}{4}=\)なので
【4個に分けた内の1個】+【4個に分けた内の2個】=【4個に分けた内の3個】という意味になります。
つまり、分数の足し算では、【同じ数に分けた内の何個】かを計算しているので、分母は変わらないのです。
では、練習問題を解いてみましょう。
練習問題|分数の足し算
練習問題1
\((1)\ \displaystyle \frac{1}{5}+\displaystyle \frac{2}{5}=\)
\((2)\ \displaystyle \frac{1}{6}+\displaystyle \frac{1}{6}=\)
\((3)\ 1\displaystyle \frac{1}{3}+1\displaystyle \frac{1}{3}=\)
答え
\((1)\ \displaystyle \frac{1}{5}+\displaystyle \frac{2}{5}=\displaystyle \frac{3}{5}\)
\((2)\ \displaystyle \frac{1}{6}+\displaystyle \frac{2}{6}=\displaystyle \frac{3}{6}=\displaystyle \frac{1}{2}\)
(2)は約分ができるので、忘れずに約分しましょう!
約分は下記の記事が参考になります。
\((3)\ 1\displaystyle \frac{1}{3}+1\displaystyle \frac{1}{3}=2\displaystyle \frac{2}{3}\)
帯分数が出てくる時は、整数は整数同士で足してあげましょう。
(3)だと、1+1=2なので、整数の部分は2となります。
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