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三角関数表のコサインの表におけるcos133°の求め方

それでは、cos 133° = -0.681999…を求めるやり方について共有します。

三角関数表の中のコサイン(cos)の表に焦点を絞って、値の計算方法を紹介していきます。

コサインの表とはこのような表のことです。

角度角度
cos1°0.999847cos2°0.99939
cos3°0.998629cos4°0.997564
・・・・・・
cos30°$\displaystyle \frac{\sqrt{3}}{2}$cos45°$\displaystyle \frac{1}{\sqrt{2}}$
cos60°$\displaystyle \frac{1}{2}$cos90°0

参考書などの最後にある三角関数表(コサイン表)ですが、どうやって計算したのでしょうか。
この記事では、cos133°の算出方法解説です。

$$\cos 133°=-0.681999…$$

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10位までcos 133°を確認

まずは、cos 133°を10桁確認してみましょう!$$\cos 133° = -0.6819983601 \cdots$$となります。
コサインの表に記載されたこの値を求めていきましょう。

cos133°の値を算出する

三角関数表を参照せずにcos133°の値を解く方法は3つあります。

  1. 分度器用いて133°を持つ直角三角形を紙で作る
  2. 半角の公式倍角の公式を使って計算する
  3. マクローリン展開を活用して解く

1のやり方は、定規を使うため正確な値を算出できず、出てくる値は近似値になります。

2のやり方だと、計算過程がとても複雑になり、虚数まで出てくるためおすすめできません。

そこで今回は3つ目のマクローリン展開を使う手法を解説します。

マクローリン展開でcos133°を求める

マクローリン展開を使うと下記の式で\(\cos x\)を解くことができます。

$$\cos x = x-\displaystyle \frac{x^3}{3!}+\displaystyle \frac{x^5}{5!}-\displaystyle \frac{x^7}{7!}\cdots\\$$

簡単に言うと、\(\cos x\)の\(x\)を代入すると\(\cos x\)の値を求めることができるのです。
マクローリン展開を知らなくてもても、式だけ分かればOKですよ。

xには弧度法を使う

ただし注意点として\(x\)には弧度法を代入する必要があります。
弧度法の角度は下記の式で求めることができます。

$$弧度法=\displaystyle \frac{\pi}{180}\times 133°$$

この式を計算すると、
$弧度法=2.321287…$となります。

この値をマクローリン展開の\(x\)に代入すると、\(\cos 133°\)を求められます。

$$\cos 133° = -0.681999…$$

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