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三角関数表のコサインの表におけるcos144°の導出

このページでは、cos 144° = -0.809017…を算出する仕方について説明します。

三角関数表の中のコサイン(cos)の表に焦点を絞って、値の算出方法を紹介していきます。

コサインの表とは下記のような表のことです。

角度角度
cos1°0.999847cos2°0.99939
cos3°0.998629cos4°0.997564
・・・・・・
cos30°$\displaystyle \frac{\sqrt{3}}{2}$cos45°$\displaystyle \frac{1}{\sqrt{2}}$
cos60°$\displaystyle \frac{1}{2}$cos90°0

教科書などの最後にある三角関数表(コサイン表)ですが、どうやって導出したのでしょうか。
本解説では、cos144°の計算方法解説です。

$$\cos 144°=-0.809017…$$

目次

10桁のcos 144°を表す

まずは、cos 144°を10桁確認してみましょう!$$\cos 144° = -0.8090169944 \cdots$$となります。
コサインの表に記載されたこの値を求めていきましょう。

cos144°の値を算出する

三角関数表を活用せずにcos144°の値を解く手法は3つあります。

  1. 分度器を使用して144°を持つ直角三角形を紙で作る
  2. 半角の公式倍角の公式を使って計算する
  3. マクローリン展開を使って解く

1の手法は、定規を使うため正確な値を計算できず、答えは近似値になります。

2の手法だと、途中の計算が非常に複雑になり、虚数まで出てくるためおすすめできません。

そこで今回は3つ目のマクローリン展開を使う方法を説明します。

マクローリン展開でcos144°を求める

マクローリン展開から、下記の式で\(\cos x\)を明らかにすることができます。

$$\cos x = x-\displaystyle \frac{x^3}{3!}+\displaystyle \frac{x^5}{5!}-\displaystyle \frac{x^7}{7!}\cdots\\$$

簡単に言うと、\(\cos x\)の\(x\)から\(\cos x\)の値を計算することができるのです。
マクローリン展開って何?って人だったとしても、式だけ分かればOKですよ。

xには弧度法を使う

ただし注意点として\(x\)には弧度法を代入する必要があります。
弧度法の角度は下記の式で求めることができます。

$$弧度法=\displaystyle \frac{\pi}{180}\times 144°$$

この式を計算すると、
$弧度法=2.513274…$となります。

この値をマクローリン展開の\(x\)に代入すると、\(\cos 144°\)を求められます。

$$\cos 144° = -0.809017…$$

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