それでは、cos 318° = 0.743144…を求める仕方について解き明かしていきます。
三角関数表の中のコサイン(cos)の表について、値の計算の仕方を明らかにしていきます。
コサインの表とは下記のような表のことです。
| 角度 | 値 | 角度 | 値 |
|---|---|---|---|
| cos1° | 0.999847 | cos2° | 0.99939 |
| cos3° | 0.998629 | cos4° | 0.997564 |
| ・・・ | ・・・ | ||
| cos30° | $\displaystyle \frac{\sqrt{3}}{2}$ | cos45° | $\displaystyle \frac{1}{\sqrt{2}}$ |
| cos60° | $\displaystyle \frac{1}{2}$ | cos90° | 0 |
教科書などの最後にある三角関数表(コサイン表)ですが、どうやって計算したのでしょうか。
本解説では、cos318°の求める方法説明です。
$$\cos 318°=0.743144…$$
cos 318° を10桁調べる
早速ですが、cos 318°を10桁表してみましょう!$$\cos 318° = 0.7431448254 \cdots$$となります。
コサインの表に記載されたこの値を求めていきましょう。
cos318°の値を計算する
三角関数表を使用せずにcos318°の値を算出するやり方は3つあります。
1の手法は、定規を使うため正確な値を求められず、答えは近似値になります。
2の方法だと、計算がとても複雑になり、虚数まで出てくるためおすすめできません。
そこで今回は3つ目のマクローリン展開を使う手法を紹介します。
マクローリン展開でcos318°を求める
マクローリン展開を使うと下記の式で\(\cos x\)を解くことができます。
$$\cos x = x-\displaystyle \frac{x^3}{3!}+\displaystyle \frac{x^5}{5!}-\displaystyle \frac{x^7}{7!}\cdots\\$$
簡単に言うと、\(\cos x\)の\(x\)を代入すると\(\cos x\)の値を明らかにすることができるのです。
マクローリン展開が何かわからなくても、式だけ分かればOKですよ。
xには弧度法を使う
ただし注意点として\(x\)には弧度法を代入する必要があります。
弧度法の角度は下記の式で求めることができます。
$$弧度法=\displaystyle \frac{\pi}{180}\times 318°$$
この式を計算すると、
$弧度法=5.550147…$となります。
この値をマクローリン展開の\(x\)に代入すると、\(\cos 318°\)を求められます。
$$\cos 318° = 0.743144…$$

コメント