6の倍数の判定法の証明です。
ある数\(n\)が\(2\)倍数かつ\(3\)の倍数であれば、\(n\)は6の倍数である。
つまり、一の位が偶数であり、各位の値の和が\(3\)の倍数でれば良い。
【例】\(73782\)
一の位が\(2\)(偶数)なので、\(2\)の倍数である。
また、\(7+3+7+8+2=27\)は\(3\)の倍数である。
よって、\(73782\)は\(6\)の倍数である。
\(73782\div6=12297\)
6の倍数の判定法について証明する。
\(2\)の倍数かつ\(3\)の倍数であれば、\(6\)の倍数であることは明確である。
以上より、ある数\(n\)が\(2\)倍数かつ\(3\)の倍数であれば、\(n\)は6の倍数である。
目次
2-9の倍数の判定法(参考記事)
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