今回は、sin 11° = 0.190808…を算出するやり方について説明します。
三角関数表の中のサイン(sin)の表に光を当てて、値の計算方法を解説していきます。
サインの表とは下ののような表のことです。
| 角度 | 値 | 角度 | 値 |
|---|---|---|---|
| sin1° | 0.017452 | sin2° | 0.034899 |
| sin3° | 0.052335 | sin4° | 0.069756 |
| ・・・ | ・・・ | ||
| sin30° | $\displaystyle \frac{1}{2}$ | sin45° | $\displaystyle \frac{1}{\sqrt{2}}$ |
| sin60° | $\displaystyle \frac{\sqrt{3}}{2}$ | sin90° | 1 |
参考書などの最後にある三角関数表(サイン表)ですが、どうやって算出したのでしょうか。
このページでは、sin11°の求め方説明です。
$$\sin 11°=0.190808…$$
10桁のsin 11°を確認
初めに、sin 11°を10桁表してみましょう!$$\sin 11° = 0.1908089953 \cdots$$となります。
サインの表に記載されたこの値を求めていきましょう。
sin11°の値を明らかにする
三角関数表を使わずにsin11°の値を算出する手法は大きく3つあります。
1の方法は、定規を使うため正確な値を算出できず、出てくる値は近似値になります。
2の手法だと、計算がとても複雑になり、虚数まで出てくるためおすすめできません。
そこで今回は3つ目のマクローリン展開を使うやり方を解説します。
マクローリン展開でsin11°を求める
マクローリン展開より、下記の式で\(\sin x\)を算出することができます。
$$\sin x = x-\displaystyle \frac{x^3}{3!}+\displaystyle \frac{x^5}{5!}-\displaystyle \frac{x^7}{7!}\cdots\\$$
簡単に言うと、\(\sin x\)の\(x\)から\(\sin x\)の値を計算することができるのです。
マクローリン展開を知らなくてもても、式だけ分かれば問題ないですよ。
xには弧度法を使う
ただし注意点として\(x\)には弧度法を入れる必要があります。
弧度法の角度は下記の式で求めることができます。
$$弧度法=\displaystyle \frac{\pi}{180}\times 11°$$
この式を計算すると、
$弧度法=0.191986…$となります。
この値をマクローリン展開の\(x\)に代入すると、\(\sin 11°\)を求められます。
$$\sin 11° = 0.190808…$$

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