今回は、sin 116° = 0.898794…を電卓で計算するやり方について解説していきます。
三角関数表の中のサイン(sin)の表について、値の計算の仕方を明らかにしていきます。
サインの表とは下ののような表のことです。
| 角度 | 値 | 角度 | 値 |
|---|---|---|---|
| sin1° | 0.017452 | sin2° | 0.034899 |
| sin3° | 0.052335 | sin4° | 0.069756 |
| ・・・ | ・・・ | ||
| sin30° | $\displaystyle \frac{1}{2}$ | sin45° | $\displaystyle \frac{1}{\sqrt{2}}$ |
| sin60° | $\displaystyle \frac{\sqrt{3}}{2}$ | sin90° | 1 |
数学の解説などの最後にある三角関数表(サイン表)ですが、どうやって導出したのでしょうか。
今回は、sin116°の求め方説明です。
$$\sin 116°=0.898794…$$
10位までsin 116°を調べる
まずは、sin 116°を10桁調べてみましょう!$$\sin 116° = 0.8987940462 \cdots$$となります。
サインの表に記載されたこの値を求めていきましょう。
sin116°の値を算出する
三角関数表を参照せずにsin116°の値を解く方法はとても複雑なものを除けば3つあります。
1のやり方は、定規を使うため正確な値を算出できず、答えは近似値になります。
2のやり方だと、計算がとても複雑になり、虚数まで出てくるためおすすめできません。
そこで今回は3つ目のマクローリン展開を使う手法を解説します。
マクローリン展開でsin116°を求める
マクローリン展開を使うと下記の式で\(\sin x\)を解くことができます。
$$\sin x = x-\displaystyle \frac{x^3}{3!}+\displaystyle \frac{x^5}{5!}-\displaystyle \frac{x^7}{7!}\cdots\\$$
簡単に言うと、\(\sin x\)の\(x\)が分かれば\(\sin x\)の値を計算することができるのです。
マクローリン展開って何?って人だったとしても、式だけ分かれば問題ないですよ。
xには弧度法を使う
ただし注意点として\(x\)には弧度法を入れる必要があります。
弧度法の角度は下記の式で求めることができます。
$$弧度法=\displaystyle \frac{\pi}{180}\times 116°$$
この式を計算すると、
$弧度法=2.024581…$となります。
この値をマクローリン展開の\(x\)に代入すると、\(\sin 116°\)を求められます。
$$\sin 116° = 0.898794…$$

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