今回は、sin 31° = 0.515038…を三角関数表を使わずに求める仕方について説明します。
三角関数表の中のサイン(sin)の表に着目して、値の計算方法を解説していきます。
サインの表とは下ののような表のことです。
| 角度 | 値 | 角度 | 値 |
|---|---|---|---|
| sin1° | 0.017452 | sin2° | 0.034899 |
| sin3° | 0.052335 | sin4° | 0.069756 |
| ・・・ | ・・・ | ||
| sin30° | $\displaystyle \frac{1}{2}$ | sin45° | $\displaystyle \frac{1}{\sqrt{2}}$ |
| sin60° | $\displaystyle \frac{\sqrt{3}}{2}$ | sin90° | 1 |
参考書などの最後にある三角関数表(サイン表)ですが、どうやって求めたのでしょうか。
この記事では、sin31°の計算の仕方紹介です。
$$\sin 31°=0.515038…$$
10位までsin 31°を表す
最初に、sin 31°を10桁調べてみましょう!$$\sin 31° = 0.5150380749 \cdots$$となります。
サインの表に記載されたこの値を求めていきましょう。
sin31°の値を解く
三角関数表を活用せずにsin31°の値を求めるやり方は大きく3つあります。
1の手法は、定規を使うため正確な値を求められず、求まる値は近似値になります。
2の手法だと、計算過程が非常に複雑になり、虚数まで出てくるためおすすめできません。
そこで今回は3つ目のマクローリン展開を使う手法を解説します。
マクローリン展開でsin31°を求める
マクローリン展開を使うと下記の式で\(\sin x\)を算出することができます。
$$\sin x = x-\displaystyle \frac{x^3}{3!}+\displaystyle \frac{x^5}{5!}-\displaystyle \frac{x^7}{7!}\cdots\\$$
簡単に言うと、\(\sin x\)の\(x\)を代入すると\(\sin x\)の値を算出することができるのです。
マクローリン展開が何かわからなくても、式だけ分かればOKですよ。
xには弧度法を使う
ただし注意点として\(x\)には弧度法を入れる必要があります。
弧度法の角度は下記の式で求めることができます。
$$弧度法=\displaystyle \frac{\pi}{180}\times 31°$$
この式を計算すると、
$弧度法=0.541052…$となります。
この値をマクローリン展開の\(x\)に代入すると、\(\sin 31°\)を求められます。
$$\sin 31° = 0.515038…$$

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