この記事では、sin 57° = 0.83867…を電卓で計算する処理方法について解き明かしていきます。
三角関数表の中のサイン(sin)の表に着目して、値の計算の仕方を解説していきます。
サインの表とはこのような表のことです。
| 角度 | 値 | 角度 | 値 |
|---|---|---|---|
| sin1° | 0.017452 | sin2° | 0.034899 |
| sin3° | 0.052335 | sin4° | 0.069756 |
| ・・・ | ・・・ | ||
| sin30° | $\displaystyle \frac{1}{2}$ | sin45° | $\displaystyle \frac{1}{\sqrt{2}}$ |
| sin60° | $\displaystyle \frac{\sqrt{3}}{2}$ | sin90° | 1 |
数学の解説などの最後にある三角関数表(サイン表)ですが、どうやって求めたのでしょうか。
この記事では、sin57°の計算の仕方説明です。
$$\sin 57°=0.83867…$$
sin 57°を10桁表す
早速ですが、sin 57°を10桁書いてみましょう!$$\sin 57° = 0.8386705679 \cdots$$となります。
サインの表に記載されたこの値を求めていきましょう。
sin57°の値を明らかにする
三角関数表を活用せずにsin57°の値を計算するやり方は大きく3つあります。
1の方法は、定規を使うため正確な値を求められず、求まる値は近似値になります。
2の方法だと、計算が大変複雑になり、虚数まで出てくるためおすすめできません。
そこで今回は3つ目のマクローリン展開を使う方法を説明します。
マクローリン展開でsin57°を求める
マクローリン展開によって、下記の式で\(\sin x\)を解くことができます。
$$\sin x = x-\displaystyle \frac{x^3}{3!}+\displaystyle \frac{x^5}{5!}-\displaystyle \frac{x^7}{7!}\cdots\\$$
簡単に言うと、\(\sin x\)の\(x\)を使うと\(\sin x\)の値を求めることができるのです。
マクローリン展開を知らなくてもても、式だけ分かればOKですよ。
xには弧度法を使う
ただし注意点として\(x\)には弧度法を使う必要があります。
弧度法の角度は下記の式で求めることができます。
$$弧度法=\displaystyle \frac{\pi}{180}\times 57°$$
この式を計算すると、
$弧度法=0.994837…$となります。
この値をマクローリン展開の\(x\)に代入すると、\(\sin 57°\)を求められます。
$$\sin 57° = 0.83867…$$

コメント