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[小5]四角形の種類と定義と面積の求め方|平行四辺形 正方形 長方形 台形 ひし形

今回のテーマは四角形の種類の解説です。

平行四辺形、正方形、長方形、台形、ひし形の5種類の四角形を解説していきます。

小学生で習う四角形は全部で5種類あります。この四角形5種類の違いを定義と面積の求め方の2点で解説していきます!

目次

四角形の種類5つ

四角形は大きく5種類あります。

四角形の種類

  1. 正方形
  2. 長方形
  3. 平行四辺形
  4. ひし形
  5. 台形

この5つについて面積の求め方と定義の違いを見ていきましょう!

四角形の面積の求め方 5種類

まずは面積の求め方の違いです。

1つずつ見ていきましょう。

正方形の面積の求め方

正方形の面積の求め方は1辺×1辺、もしくは対角線×対角線÷2の2通りがあります。問題や使う場所によって使い分けましょう!

正方形の面積の求め方

  1. 1辺\(\times\)1辺(もしくは、たて\(\times\)よこ)
  2. 対角線\(\times\)対角線\(\div 2\)

公式の詳しい解説・証明はこちら↓

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長方形の面積の求め方

長方形の面積を求めるには、縦×横で求めることができます。
正方形とは違い、対角線から長方形の面積を求めることはできませんので、間違えないようにしましょう。

長方形の面積の公式

長方形の面積の公式

$$面積=縦\times横$$

対角線から面積が求められない理由など、公式の詳しい解説・証明はこちら↓

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平行四辺形の面積の求め方

平行四辺形の面積は、底辺×高さで求めることができます。
底辺は底にある辺だけではない点に注意が必要ですね。

平行四辺形の面積

ポイント!ここが大切

  1. 高さは底辺に垂直な直線です!
  2. 底辺は「底の辺」と書きますが、下にある辺とは限りません

底辺の位置など、公式の詳しい解説・証明はこちら↓

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ひし形の面積の求め方

ひし形の面積の求め方は、対角線の長さ×対角線の長さ÷2です。
面積を求めるのに対角線の長さを使う、少し不思議な四角形です。

ひし形の面積の公式

ひし形の面積の公式はこちら!

ひし形の面積の公式

$$対角線の長さ\times対角線の長さ\div2$$

対角線の長さを使う理由など、公式の詳しい解説・証明はこちら↓

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台形の面積の求め方

台形の面積は、(上底+下底)× 高さ ÷ 2で求めることができます。
台形の面積を求める公式は、上底や下底を使う少し不思議な公式ですね。

台形の面積の求め方(公式)

台形の面積を求める公式はこちら!

台形の面積を求める公式

\((上底+下底)\times高さ\div2\)

上底や下底を使う理由など、公式の詳しい解説・証明はこちら↓

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四角形の面積の求め方一覧

5種類の四角形の求め方を一覧にしましたので、ご活用ください。

  • 正方形:\(面積=1辺\times1辺\)
  • 長方形:\(面積=縦\times横\)
  • 平行四辺形:\(面積=底辺\times高さ\)
  • ひし形:\(対角線の長さ\times対角線の長さ\div2\)
  • 台形:\((上底+下底)\times高さ\div2\)
トムソン
トムソン

ひし形と台形が少し特殊なので、注意が必要ですね!

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四角形の定義 5種類

次は5種類の四角形の定義について解説していきます。

正方形の定義

正方形の定義はすべての角が直角ですべての辺の長さが等しい四角形です。

正方形の定義

正方形は、辺も角も全て等しいので、正多角形と呼ばれます。正三角形や正五角形の仲間になります。

長方形の定義

長方形の定義は、4つの角が等しい四角形です。

長方形の定義

正方形とは違い、全ての内角が等しい四角形となります。

平行四辺形の定義

平行四辺形の定義は向かい合う2組の辺が平行な四角形です。

平行四辺形の定義

平行四辺形は辺の長さや内角の大きさは関係なく、向かい合う2組の辺が平行という正方形や長方形とは違う定義になっています。

ひし形の定義

ひし形の定義は向かい合う2組の辺が平行で、全ての辺の長さが等しい四角形です。

ひし形の定義

ひし形は平行四辺形の条件に加えて、全ての辺の長さが等しいという条件が加わっています。

台形の定義

台形の定義は向かい合う1組の辺が平行な四角形です!

台形の定義

台形は1組の辺が平行なら、あとは四角形であればなんでもいいよ!という四角形ですね。

四角形定義の違い一覧

ここで四角形の定義の違いについて、文字と図でまとめてみましょう!

正方形:すべての角が直角ですべての辺の長さが等しい四角形

長方形:4つの角が等しい四角形

平行四辺形:向かい合う2組の辺が平行な四角形

ひし形:向かい合う2組の辺が平行で、全ての辺の長さが等しい四角形

台形:向かい合う1組の辺が平行な四角形

5種類の四角形(台形・平行四辺形・ひし形・長方形・正方形)の定義の違い

5種類の四角形の共通点は『四角形であること』です。

なので、一番外の囲いは『四角形』となっています。

次の囲いは『台形』です。向かい合う1組の辺が平行な四角形だからです。

台形の内側の四角形は1組以上の辺が平行ですよね。

次の囲いが『平行四辺形』です。

残りの『ひし形』『長方形』『正方形』はどれも、向かい合う2組の辺が平行だからです。

最後に『ひし形』と『長方形』の両方の特徴を持っているのが『正方形』ですね!

トムソン
トムソン

図を見ると一目で違いが分かるのがいいですね!

今回は以上です!

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